和梨で使っている病害虫予防薬剤紹介

こんにちはFarmNozomi代表の齊藤です。

今回はFarmNozomiで生産している和梨に使っている薬剤の紹介をします。

記事構成
  • トップジンMペースト(通年)
  • 硫黄保護剤(冬使用)
目次

トップジンMペースト

「トップジンMペースト」は、殺菌剤として広く使用される製品で、主に果樹や樹木の剪定後の切り口の保護に使用されます。

トップジンMは、成分にチオファネートメチルを含む殺菌剤で、さまざまな植物病原菌に効果を発揮します。

ペーストタイプのこの製品は、特に剪定後の切り口や傷ついた樹皮部分に塗布して使用されます。

主な特徴と効果

  1. 病原菌の侵入防止
  2. 治癒促進
  3. チオファネートメチルの効果
  4. 使用が簡単
  1. 病原菌の侵入防止:
    • 剪定後の切り口や、風や害虫によって傷ついた樹皮部分に塗布することで、細菌や真菌などの病原菌が侵入するのを防ぎます。
    • 特に、腐敗病胴枯病などの病気に効果があります。
  2. 治癒促進:
    • 木の傷が早く治癒するようサポートします。これにより、樹木が病気にかかるリスクを大幅に低減します。
  3. チオファネートメチルの効果:
    • トップジンMの主成分であるチオファネートメチルは、広範囲の病害に対応できる広域スペクトル殺菌剤で、菌類の繁殖を抑制します。
  4. 使用が簡単:
    • ペースト状で、塗りやすく、剪定後の処置が簡単に行えます。乾燥後はしっかりと固定され、長期的に効果を発揮します。

使用方法

  1. 剪定後や傷がついた部分に塗布
  2. 均一に塗る
  3. 使用時期
  4. 乾燥時間
  1. 剪定後や傷がついた部分に塗布:
    • 剪定作業や風で折れた枝、害虫によって傷つけられた樹皮に、適量のペーストを塗布します。塗布する前に、対象部分を清潔にしておくと効果的です。
  2. 均一に塗る:
    • 切り口全体に均一に塗り広げることで、隙間なく保護層が作られます。特に大きな切り口には注意して、しっかりと塗布してください。
  3. 使用時期:
    • 年間を通じて使用できますが、特に剪定の時期や、強風や害虫被害で木にダメージが発生した際に使用するのが効果的です。
  4. 乾燥時間:
    • 塗布後は乾燥するまで少し時間がかかるため、雨の予報がない日や風通しの良い日に作業を行うと、より効果的にペーストが固まります。

使用上の注意

  1. 適量を守る
  2. 保存方法
  3. 他の薬剤との併用に注意
  1. 適量を守る:
    • 過剰な量を使わず、適量を守って塗布することが大切です。少なすぎても効果が薄れ、多すぎてもペーストが乾きにくくなることがあります。
  2. 保存方法:
    • トップジンMペーストは、直射日光を避けて涼しい場所に保管し、乾燥や変質を防ぎます。
  3. 他の薬剤との併用に注意:
    • 他の農薬や保護剤と一緒に使用する際は、製品ラベルの指示に従って適切に使用してください。特定の薬剤と混用すると効果が減少したり、薬害を引き起こすことがあります。

まとめ

トップジンMペーストは、樹木や果樹の剪定後のケアに適した強力な保護剤で、病原菌の侵入を防ぎ、木が健康を保つのを助けます。主成分のチオファネートメチルによる広範囲の病原菌への効果が期待でき、特に果樹栽培などにおいて大切な役割を果たしています。

適切な使用方法を守ることで、剪定後の木が健やかに成長し、病気に強い状態を保つことができます。

硫黄保護剤(冬使用)

硫黄保護剤は、主に農業や園芸で使用される殺菌剤・防虫剤です。特にうどんこ病などの真菌病に対する効果が高く、果樹や野菜、花卉などに広く使用されます。硫黄は、古くから病害虫防除に使われてきた天然由来の物質であり、病害や害虫の抑制に効果を発揮します。

硫黄保護剤の主な特性と効果

  1. 殺菌効果: 硫黄は特にうどんこ病菌などに強い効果を持ち、菌の増殖を抑える働きがあります。真菌に対する広範な防除効果を持つため、果樹や野菜、花などに使用されます。
  2. 防虫効果: 一部の害虫に対しても抑制効果があります。硫黄の特性により、害虫の活動を低減させることができます。
  3. 安全性: 天然物質である硫黄を使用しているため、他の化学的な農薬に比べて比較的安全性が高いとされています。生態系への影響が少なく、有機農業でも使用が認められています。
  4. 適用作物: 和梨やブドウ、リンゴなどの果樹をはじめ、野菜(キュウリ、トマト)や園芸植物にも適用されます。
  5. 温度依存性: 硫黄保護剤は高温でより効果を発揮します。気温が低いと効果が薄れ、気温が高いと逆に薬害(葉焼けなど)が出ることがあるため、使用時には注意が必要です。

使用方法

  1. 希釈して使用: 通常、水で希釈して散布します。適切な希釈率や散布量は製品によって異なるため、必ず使用前に製品のラベルを確認します。
  2. 散布時期: 病害が発生しやすい時期、特にうどんこ病が発生しやすい春や夏の初めに散布します。予防的な効果もあるため、病気が発生する前に定期的に使用するのが理想的です。
  3. 注意点: 30℃以上の高温時には薬害が出るリスクがあるため、暑い時期には使用を控えるか、早朝や夕方の涼しい時間帯に散布します。

硫黄保護剤の利点

  • 有機栽培に対応: 有機農業でも使用可能なため、環境に優しい農業に適しています。
  • 予防効果: 病気が発生する前に使用することで、病害の発生を抑える効果があります。
  • 長年の実績: 硫黄は長年にわたり使用されており、その効果と安全性は実証されています。

使用上の注意

  • 高温下での使用を避ける: 上記のように、高温時には葉焼けなどの薬害が発生する可能性があるため、温度に注意して使用してください。
  • 他の薬剤との併用に注意: 一部の薬剤と併用すると薬害が発生することがあるため、混用の際は注意が必要です。

まとめ

硫黄保護剤は、特に果樹や野菜に発生しやすいうどんこ病などの真菌病に効果的な天然由来の防除剤です。有機農業でも使用でき、環境負荷が少ない点が特徴ですが、高温での使用には注意が必要です。

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この記事を書いた人

syotaのアバター syota 代表

宮崎県高原町で整骨院を10年経営。
整骨院を経営しながら祖父と父から農地を引き継ぎ、養蜂と果樹に日々奮闘中!!現在は果物加工と農地拡大を目標に頑張っています。

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